Kubos blog

グヤのベースです。

残念ながらこの状態で市販はされませんでした。製作はＴ（常）君ですね、これは完全な試作品でなにしろ重い。何材を使ったか忘れましたが、いい音はこれだと　作ったんですが重過ぎてボツに。

実際に発売された時は仕様を変えてました。これはパーツ類も高いのを付けてありますが、3ピースの合わせはおおざっぱで隙間が空いてます。もっとも試作なので自由にやってたんですね、その後”久保さん欲しかったらどうぞ”と言ってくれたんで　ありがたく頂きました。

かれこれ37～8年前の事です。それ以来愛用してます、私ベースじゃないので家で録音する時や、たまに頼まれてベースを弾く時......そう以前　元　外道の加納　秀人が佐渡に来た時ベースを担当しましたが、その時（アッ2回目だね）はこれをがんばって弾きました、やはり重い！

音も重めですが、しっかりしたギターです。基本的には重いのはいい音がしますね（限度ありますが）。国産のギターは木工作業する場所や、それぞれのパーツを購入（ペグやブリッジなど作ってるところは限られてます）するメーカーは多くないので、どのレベルのものを使うか、またはオリジナルで型を起こせば金額がかさみますので悩む所です。

今は外国（中国、台湾、韓国など）製が多くなってますね、高い物は日本でも作ってるでしょうが　なかなか手が出ません。日本ががんばってた頃の程度のいい中古をリニューアルして使うのが一番でしょう。まあ　高くてもハズレはけっこう多いので実際手にとって確認するか、分かってる人に見てもらうのがいいですね。でも　御本人気に入ってりゃ何でもいいですけどね。