マーティの『サムライ音楽論』2009/08/22 01:12

マーティの『サムライ音楽論』
前回に引き続きマーティねたです。

以前彼が佐渡に来た時、両津の港に着いてから 南線経由で真野の会場まで来たんですが、途中湊の町並みを見て”こんな景色みたことない”と言って写真を撮ったり、いっぷくした畑野のH家の庭に感動したり。

あの時点では 日本の田舎の景色に触れてなかったようですね、そうスタジオやステージ、楽器店、レコード店(CDか)など まあ大体が都会だろうね。

宿泊は地元のYホテルだったんですが、布団で寝るのは初めてで それも写真を撮って、後日東京で新聞のコラムに紹介していたり、”窓にグリーンのカエルがいたよ、アフリカみたいだ”って言ったり......そりゃただのアマガエルじゃないのって高橋と笑ったけど。

お寿司を食べに行った時は ネタだけとって醤油はつけないし、こちらの既成概念はあまり共有してない感じ.....ということは 彼の考え方や音楽の嗜好(志向)などを知る事は、私達の通常の視点を客観的に見つめるいいねたになるかもしれませんよ?

そう言えば ”英語でしゃべらナイト”でのやりとりにもアナウンサーが”えー!”っていう そんな場面がありました。

さて”ハウミック”さんから”マーティの本がでてるんです”と言う連絡ありました。生まれや育ちがゼンゼン違う そして名の知れたアーティストである彼の分析....面白いんじゃないかな?

写真 資料提供 株式会社ハウミック


[ 主な内容 ]
 「福山雅治の楽曲構成力はビーチ・ボーイズ級」「クリスマスソング風のアレンジが嵐の曲をハッピーにする秘密」「木村カエラはマドンナ、Dragon Ashには華原朋美(!)の影響を感じる」など、独自の視点から斬ったJ-POP論で人気を集める日経エンタテインメント!の連載「マーティ・フリードマンのJ-POPメタル斬り」。このたび、2008~2009年の原稿をまとめた、単行本第2弾が発売となります。
 宇多田ヒカル、EXILE、コブクロ、Mr.Childrenといったビッグネームから、Perfumeやジェロ、alanなどのニューフェイスまで、最新ヒット100曲以上を“メタル斬り”。「カラオケ好きの日本人は詞を切って歌うクセがある」「メロディー重視のJ-POPではベースの低音が消えつつある」など、ミュージシャンであり、アメリカ出身であるマーティだからこそ分かるサウンド分析も満載です。
 さらに単行本オリジナル企画として、既にアメリカから移住して5年以上となるマーティが“ここが最高!ニッポン”と感じるツボを紹介。「渋谷109」から「レストランのBGM」「コンビニの期間限定お菓子」まで、日本人には当たり前すぎて気づかない“ニッポンのよさ”をマーティが語ります。
 J-POPという音楽と、日本という国の素晴らしさが再発見できる。そんな1冊です。

2009年7月23日発売
発売元:日経BP社
価格:1365円(税込)